暁の護衛〜プリンシパルたちの休日〜
ファンディスクというより、暁の護衛・中編。
ファンディスクと聞くと、エロエロで萌え萌えなショートストーリー集を想像しがち。
そんな下心から買ったこの作品、残念ながらこれは違いました。
前作”暁の護衛”本編の続き、前作を前編とするならばこれは中編です。
エロ目的のためのシナリオではなく前作のシナリオ補完のためのシナリオ。
本編で回収できていなかった伏線や問題解決がメインです。
前作のラストからそのまま話が繋がるので、プレイ時期に間が空いている場合は本編再プレイで復習してからの方がオススメ。
その肝心のシナリオは、十分満足のいく出来でした。
むしろ本編よりもシリアスかつイイ話で戸惑うくらいです。
いい意味で予想を裏切られました。
本編で尻すぼみだったラストの展開が本作品に収録されているので、当然なのかもしれませんが。
最初からこの話も合わせて”暁の護衛”として売り出すべきだったのでは…?
と思わずにはいられませんが、色々事情もあったのでしょう、きっと。
ヒロイン達の後日談に加えて、ファンディスクらしいおまけシナリオも収録されているので、
ファンディスクとしては結構ボリュームがありました。
値段が安かったから心配したボリュームにもなんら問題ありません。
唯一の不満点が、しょぼいHシーン。
これは本編でもそうでしたが、尺が短い上に1人1〜2回程度。
Hシーン始まったと思ったら終わってるのは悲しい。
せっかくのファンディスクなのに相変わらずエロが薄いのは残念でした。
立ち絵がある女の子は全員Hシーンを用意すべき、というのが信条の私としては、
亜希子さん(42)のHシーンがあって驚きと喜びで胸がいっぱいでしたけど。
残るは朱美先生とあの子だけ?次回作に期待ですね!
さてその次回作、「暁の護衛〜罪深き終末論〜(仮)」
いやが上にも期待が高まりますね!
なんせこのプリンシパルたちの休日では、本編で回収できなかった伏線を回収すると同時に新たな伏線を張ってますし。
ファンディスクで伏線を張って次のファンディスクに持ち越す作品なんて、そう見ることはないでしょう。
暁の護衛3部作が超大作の名作になるか埋もれた名作になるか、是非とも期待に答えた作品にして欲しいです。
どう転ぼうが既に名作ですけどね! |