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ネコッかわいがり！
一体誰がこんな結末を予想出来ただろうか。
パッケージにはかわいい女の子が5人。
売り文句はこうだ。
迷える子猫ちゃんをワンワンスタイルで救ってあげちゃう！
発情ネコミミADV！
紹介文として素晴らしいほどの直球。
要は発情しちった子猫ちゃんをニャンニャンすることで治療する、という趣旨のゲーム。
躁鬱の激しいツンデレ少女、フェイ。
無邪気で微笑ましい双子ロリ、ウミ＆ナミ。
よく寝てよく食べるゆったりお姉さん、ノーマ。
そしてみんなを見守る診療所の先生。
主人公ジャックは、先生の助手として働きながら、発情した子猫ちゃんに”治療”を施す。
こうして子猫ちゃんもスッキリ！ジャックも大満足！めでたしめでたし！
女の子がかわいいのは好印象でしたが、Hシーンが少ないのでがっかり。
さらに、フェイ役の声優が下手すぎる。
素人でも使ったのでしょうか。とても聞けるような声ではありませんでした。
評価できるのはOP曲くらいです。
さて。
普通ならこれでレビュー終了、一言「クソゲーでした＾＾」で済むのですが、しかしこのままでは終わらなかったのがこの作品。
全ルートをクリアするとtrueエンドを見るためのルートが出現します。
これがとんでもない爆弾だったのです。
パッケージを見て購入した際に、一体誰がこんな結末を予想出来ただろうか。
しかも非常に評価に困る話で、レビュアー泣かせ。
世間じゃ泣きゲーとも言われているようですが、そういう意味だったとは知りませんでした。
あんまりにも唐突で感動とか泣きとか通り越してしまいました。
前半部分はよくある萌エロゲー、分岐以降は完全にクソゲー、trueエンドは酷い（良い意味でも悪い意味でも無く）。
一定の評価ができるのは、ノリの良く頭に残るOP曲と深い意味を持たせたED曲のみ。
全体的に見てあまり面白くは無かったのですが、不幸萌えの人にお勧めできるかもしれません。 |