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ヨスガノソラ
こういう妹ゲーを求めていました。
全体的に見ると、田舎を舞台にしたほのぼの純愛ゲーム。
若干、重い話やシリアスな展開もありますが、想定の範疇に収まる程度です。
そんな中異彩を放つのが妹ルート。
穹（そら）ちゃんは主人公の双子の妹、つまりは実妹です。
実妹です。
これを聞いて生唾を飲み込んだ全国のお兄ちゃんさん、さあ買いに行きましょう。
大丈夫。実は義妹だったというオチもありませんし、H無しというお預けもありません。後悔はしません。
シナリオもよかった。
インモラルな気分をトコトン味わうことができる展開に思わずガッツポーズ！
兄妹の恋愛というテーマにしっかりと世間の目を入れてくる作品をプレイしたのは久しぶり。
これこそ私がずっと追い求めていた妹ルート。
妹ゲーの名作は数あれど、この路線はMOONSTONEの「何処へ行くの、あの日」の妹ルート以来な気がします。
ちなみに妹以外にもかわいい娘はいます。
特に地元のお嬢様、一葉（かずは）ちゃんがとてもかわいらしい。
黒髪ロングの典型的お嬢様キャラですが、はにかんだ顔や清楚な着物姿に、お恥ずかしながら久しぶりに本気で恋しました。
それから一家に一台欲しいのが神社の娘の瑛（あきら）ちゃん。
明るく朗らかな彼女の笑顔は見ているだけで楽しくなってきます。
こんな娘が傍にいたら思いっきりぎゅってしたい。ぎゅって。
とはいえ、やはり妹ゲーに違いは無いので、妹好きな方にお勧めする作品です。
妹ルートだけ妙にシナリオに気合入ってます。他のルートが霞むくらいに。
ただ、妹は主人公のことを名前で呼び、「お兄ちゃん」とは呼んでくれません。
お兄ちゃんと呼ばれ隊員には残念ですが、大丈夫、名前で呼ばれるのもそれはそれでいいものですよ。 |